■豪州ミートパイ巡り旅

【30年越しに確かめた、本場オーストラリアのミートパイ】

30年前、オーストラリアで暮らしていた頃。
ミートパイは特別な料理ではなく、朝食やランチ、ピクニック、そして海上がりに当たり前のように食べる“日常の味”でした。

帰国後、日本ではその味に出会うことができず、
「それなら自分で作ろう」と試行錯誤を重ねてきたのがCHAP-PIEの始まりです。

そして今回、
その原点をもう一度確かめるためにオーストラリアへ。
シドニーとメルボルンを巡り、合計14店舗のパイショップを訪問しました。


【シドニー編|王道とローカルのミートパイ文化】

シドニーでは、観光客にも有名な老舗から、地元の人々に愛され続けるベーカリーまで幅広く訪問。

Pies in Sydney

ギャラリー

Harry's Cafe de Wheelsでは、1番人気のシグニチャーフード「TIGER」は昔も今も変わらぬボリュームに昔の記憶がよみがえる。
・CHAP-PIEのお客さん(オージー)が教えてくれたBourke Street Bakeryでは、洗練されたベーカリーとしての完成度の高さに驚かされた。
・CHAP-PIEの原点であるThe Upper Crustは、長年地元で愛されるだけあって、絶対の安定感のある美味しさが印象的。
・そしてPie in the Skyへは、友人のオープンカーで向かう最高のドライブ。道中の景色も含めて忘れられない体験になりました。

また、
Allambie PiesThe Brooky Pieでは、忙しい合間にも関わらず、気さくな店主と直接会話をすることができ、
ミートパイ作りへのこだわりや考え方に触れる貴重な時間となりました。

同じミートパイでも、
グレービーの濃度、フィリングの肉感、生地の層や焼きの強さまでまったく違う。
「シンプルだからこそ奥が深い」——それを強く感じたのがシドニーでした。


【メルボルン編|進化系&個性派パイ】

メルボルンでは、より個性豊かで進化したミートパイ文化に出会いました。

Pies in Melbourne

ギャラリー

Miss Amelie Gourmetは、見た目の美しさと完成度の高さが印象的。
Wonder PiesやBuddy Bakeryでは、素材やバランスへのこだわりを強く感じました。
 特にBuddy Bakeryではニュージーランドスタイルのミートパイも焼いていて、「えぇっ、違うの!?」と新たな発見でした。
Piece of CakeCountry Cob BakeryRolling Pin Piesでは、アワード受賞歴を持つ実力店ならではの、地域に根付いた力強いパイの魅力を体感。

さらに、
Gluten Free 4Uでは店主と直接話す機会があり、
食の制限がある人にもミートパイを届けたいという強い想いに触れることができました。

シドニーが“王道”だとすれば、
メルボルンは“多様性と進化”
同じ文化でも、ここまで表現が広がることに驚かされました。


【店主との出会い|技術を超えた「パイに込められた想い」】

今回の旅で特に印象に残ったのは、店主との出会いです。

Great People I Met

ギャラリー

Allambie PiesThe Brooky PieGluten Free 4U
それぞれのお店で直接話をする中で感じたのは、
ミートパイ作りは単なる技術ではなく「考え方」であるということ。

どんなパイを作りたいのか。
誰に届けたいのか。
そのために何を大切にしているのか。

その答えが、そのままパイの味になっていました。


【まとめ|CHAP-PIEへ】

今回の旅で改めて感じたのは、
ミートパイは“日常に寄り添う食べ物”だということ。

そして同時に、
これまで自分が作り続けてきたパイは、
確かにあの頃オーストラリアで感じた「日常の味」につながっていたという確信を得ることができました。

今回得たインスピレーションと気づきは、
これからのCHAP-PIEのパイにしっかりと活かしていきます。

湘南・茅ヶ崎から、
本場オーストラリアのミートパイ文化を大切にしながら、
ひとつひとつ丁寧に焼き上げていきます。

ぜひ、進化したミートパイを楽しみにしていてください。